カジュアル面談に備える ー自己理解も深めようー

以前カジュアル面談の罠について記事を書きましたが、今回は、企業側がそんな態度で罠にハメに来るならば、こちらはどんなスタンスで臨めばいいのでしょうか?

(もちろん良い企業との出会いもありますからね!笑)

 

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転職で何を叶えたい?

カジュアル面談でせっかく企業に本音を機会があるのですから、あなた自身が今回の転職で叶えたい、「あなただけの本音」いわゆる転職の軸というか優先順位を決めましょう。

 

一般的に転職の理由は以下のどれかが考えられます

・人間関係

・給料

・業務内容

・残業や休日出勤

・家族の事情

 

これらの転職理由で、

Mustで解決したいものと、Shouldで可能であれば解決したいが条件次第で妥協できるものを考えます。

条件面で全く妥協できないのであれば、スキルを磨くか、独立してあなたが望む給料の会社を作って下さいね。

 

例えば、

転職で勤務地(Must)、給料(Should)を改善したいとすると

勤務地は家から職場まで90分かかるから、30分以内で通勤できるのであれば、給料UPしたいが、今と変わらないか、少しなら下がることも許容できる。

理由は、通勤時間が往復3時間が1時間に減ることで、他のことに時間を使えたり、今まで使っていたお金が減るから。などが考えられるでしょう。

そのため、あなたの中で絶対に妥協できない部分と、許容できる部分を複数考えてからカジュアル面談に臨みましょう!

 

 

カジュアル面談の心構え

いよいよカジュアル面談のアポがとれて、ついに話す時が来ました!

今回は、業界知識も少ないので、とりあえずカジュアル面談受けて企業理解と業界理解を深めたいと思っていると仮定します。

 

と、その前に、面談であなたが確認したいことを準備しましょう。

大事なことは、「あなたにも企業を選ぶ権利がある」ということです。

 

カジュアル面談は求職者に対して、まるで誰を採用するかは企業側に選ぶ権利があるんだぜ!とでも言うかのような態度をちょいちょい出してきます。(ちょっと妄想も入ってます笑)

 

カジュアル面談のポイント

ということで、カジュアル面談が始まりますが、もちろんこちらから攻撃的になる必要はありませんからね!笑

 

そして最低限のマナーとして、ホームページは見ましょうね。

 

大切なポイントはあなたの価値観次第ですが、私は以下の3点を確認するようにしていました。

・業界動向を知る

・希望職種の働き方を知る

・社員をどういう風に大切にしてるか

 

業界動向を知る

例えば、ITエンジニアは70万人とか80万人足りない!と言われていますが、それは本当でしょうか?

コロナ禍になって、エンジニアへ転職する人が増えて、実はそこまで人手不足を感じていない可能性があります。

或いは、足りないのは実務経験者であって、実務未経験者が何十万人いても役に立たないから必要ない。とか、

2023年4月以降は、大学でプログラミングを学んだ学生が今まで以上に就職し始めるので、実は未経験異業種転職者の枠は今後減る可能性が高い。とかです。

これは実際にカジュアル面談等を通してでないと分からないことなので、皆さんが転職したい業界の採用実績や業界動向は確認しましょう!

 

希望職種の働き方を知る

例えば「営業職」でも、業界が変われば全然違います。

医療機器や医薬品の営業であれば、担当病院によっては1日中立ちっぱなしの日もありますし、車で10件以上訪問することもあります。

 

家畜系の営業でしたら、感染症を予防するために、1日1件しか営業できない。とか

 

業界が変われば職種が同じでも、働き方は全然違いますし、会社によって「営業職」の業務範囲が変わりますので、必ず確認しましょう。

 

最近は従来型の営業職ではなく、「The model」型の営業職も増えていくことでしょうが、それはまた別の記事で紹介したいと思います。

 

 

社員をどういう風に大切にしているか

会社が利益を出し続けるのは、商材が素晴らしいからではありません。

会社が社員のために時間やお金というリソースを使うことで、社員が仕事へのモチベーションを上げる工夫をしているからです。

 

例えばITエンジニア職において、70〜80%のエンジニアが自社内ではなく、案件依頼先の企業で働きます。(SES)

実務未経験で入社する場合、以下の3パターンのどれかでしょう。

・研修無しで早速現場に行ってください。その代わり、基本的に先輩社員が既にいる現場に行ってもらうので、そこでOJTしてもらって下さい!

・少し研修してから現場に行きましょう(1〜3ヶ月)研修中に適性を見て案件選びましょうね。

現場によっては先輩はいなくて、1人の可能性もあります!

・6ヶ月無料で研修させてあげますよ。その代わり研修中は9:00〜18:00でIT関係無い仕事で働いて、自分の人件費分は稼いでね。

そして平日の夜や休日を潰して研修カリキュラム終わらせないと、いつまでも現場に出しませんからね!(もちろん残業代は出しませんよ)

 

同じエンジニア職を雇うのに、全然会社によって考え方が違いますよね。これに加えて給与も変わってきます。

どれが良くて悪いは、それぞれの価値観が違うので、何とも言えませんので、自分の理想を考えてから、カジュアル面談で確認しましょう。

給与の上がり幅や資格手当も会社によって全然違います。

 

 

自己理解を深めるためにカジュアル面談をしよう!

カジュアル面談は受ければ受けるほど、実は自分がどういう働き方を希望していて、どんな仕事をしたいのか理解を深めることができるようになるでしょう。

 

基本的に何を質問するかは、面接の逆質問を考える時と同じ考え方ですが、

逆質問はここ↓

 

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今回は私なりに以下の3つから企業に合わせた質問をすると、それなりに企業理解も深まるでしょう。

 

・業界動向を知る

・希望職種の働き方を知る

・社員をどういう風に大切にしてるか

 

 

ちなみに私は、ボーナス無しでいいから基本給が毎月25万円以上で、(見込み残業代含む)を最低条件に転職活動をしました。

通勤時間60分圏内で週1なら夜勤も許容していました。

 

やっぱり実務未経験エンジニアは年収200万円台も多い中で、私は希望条件より良い、月給25万円、見込み残業代0で1分単位で残業代でるため、基本給だけで300万円を確保できたことは非常に大きいです。研修1ヶ月もありますよ!

 

本当に良い会社に転職できて良かったです(T . T)

無職期間約半年でこれは本当に高待遇なんですよ!

 

 

最後に

カジュアル面談について、事実上の選考会を含んでいる企業もありますが、本当にフランクに何でも教えてくれる企業もあります。まさしく十人十色です。

 

さらに、カジュアル面談を通して、こんな会社で働きたい!や、こんな会社は嫌だ!というのが分かるようになります。

 

急いで転職を決めたいと気持ちも分かりますが、金銭的余裕があるのでしたら、焦らずに沢山の企業と面談することをお勧めします!

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

カジュアル面談の罠 ー企業側のメリットー

ここ何年かで、カジュアル面談というステップが追加されましたが、これがまた厄介なんですよ。

なぜならカジュアル面談は「企業によって形式が大きく異なる」からなんです。

 

それでも企業側はなぜかこのカジュアル面談をしたがるんですよね。(特にIT業界に増えている印象)

 

ということで、今日は実際に私が受けてきたカジュアル面談から、なぜ企業側がカジュアル面談を行うのか、そのメリットは何なのか見てみましょう。

 

 

カジュアル面談のメリット

1. 短期離職を減らす

企業は欠員募集や事業拡大のために新しく人に来てもらいたいのですが、急いで採用活動をしてミスマッチをして短期離職されてしまうと、採用コストがかかってしまうので、企業側としてはなるべく採用コストを軽減しつつ、長期的に働いてくれる人が欲しいわけです。

 

 

2. 企業への理解を深めてもらえる

新卒時代の就活は、企業訪問やOB.OG訪問を通して、実際に社会人はどのように働いてるか等を聞かれて志望動機を書いた方もおられるかもしれません。

しかし転職活動においてそのような場はあまり準備されていませんので、カジュアル面談では会社説明をしてくれるため、志望動機を考える場を提供してくれていると考えると、選考のステップが増えるデメリットを上回ります。

 

 

3. 求職者の本音を知ることができる

皆さん面接となると、沢山準備して表面上を取り繕って本音を隠していませんか?

もちろんテクニック的に大切なことですが、カジュアル面談は"選考に関係無い"ので、普段の面接の場では聞きにくい、

・残業時間

・給料

・職場環境

・研修の有無

などについて聞きやすいので、求職者側がこれらを聞いてどう反応するかを見ることで、求職者が転職活動で何を大切にしているかが分かります。

 

 

いやー、カジュアル面談って何だかメリット多いですね〜!

ん?どこに罠があった?

と思われる方もおられることでしょう。

 

 

カジュアル面談における最大の罠

ここから罠について語ります。

カジュアル面談における最大の罠は、「カジュアル面談」をする人と「面接官」は同じ。というところです。

多くの場合、カジュアル面談する人と書類選考をする人は同じと思ってまず間違いありません。

つまり、ほとんどの場合事実上の0次面接となっている場合が多いということです。

 

私自身30社以上カジュアル面談をしてきましたが、人事が途中でいなくなるタイプのカジュアル面談は1回しかありませんでした。

 

ネット上ではカジュアル面談は選考に関係無いと書かれているケースが多いですが、あれは事実上の選考会だということを覚えておきましょう。

 

カジュアル面談では、

「そのような考え方でしたら、うちの社風はピッタリです!あなたのような方にはぜひ選考に進んで欲しいので、書類を送ってください!」とリップサービスを言う会社で書類が通ったことはありません笑

 

むしろカジュアル面談で、

「今のあなたの経験や資格では、当社で内定をだしても厳しいと思いますよ。」って言ってくれる企業の方が親切で好感を持てます。

今の自分では挑戦する資格が無いだけで企業理解が深まったのだから、むしろ将来スキルが身に付いたら再チャレンジしよう!と思えるからです。

 

後者のような、今はまだうちに来るタイミングじゃない系のカジュアル面談は30社中5社程しかありませんでした。

企業側も求職者に気を遣っているのか、「うちには合わない」と言う企業は本当に少ないです。そして書類を送ると、「厳正な書類審査の結果、お見送りする運びとなりました。」という連絡をすることで、カジュアル面談が選考の場ではなく、うちとしてはしっかり書類を確認してから選考しているとアピールしていると捉えることもできます。

 

求職者がどんな思いで転職活動をしているのかを理解していない人事のいかに多いことか。

この感触だったら書類選考通るかも!?というカジュアル面談の後の書類選考で落ち続ければメンタルもやられるので、本当に泣けますよ。

 

 

最後に

 

いかがでしょうか?

カジュアル面談という罠について、少しでも考える機会となれば幸いです。

 

この内容を踏まえた上で、次回はカジュアル面談にどのように備えるか。という観点で記事を書いていきます。

 

では次回の記事でお会いしましょう!

「面接」ではなく「商談」にしよう!ー後編ー

さて、今日は前回の続きとなります。

 

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それでは商談の3つ目からいきましょう!

 

 

3.相手からの商材についての質疑応答や反論(幅広い質問のため、ある程度対策が必要)

 

私は今回の転職でITエンジニアへと転職しましたが、最近増えている質問は

・(大卒の場合、)なぜその大学と学部に進学しましたか?

です。

 

私は経済学部卒ですが、大学行った理由なんか、高卒で仕事をしたくなかったから。や、自分の学力で入学できるのがそこだった。くらいしか私には出てこなかったのですが、私がとても信頼してるあるキャリアサポートの方と面接対策をして、

 

「高校卒業時点で、将来どのような仕事をするか想像していませんでした。しかし、どのような企業に就職するにしても、社会人として必ず経済的観点は必ず必要なことだと考えていたため、経済学部に進学することにしました。」

 

と言うと良いよ。

と教わりました笑

 

本当に言い方ひとつで伝わり方が変わりますね笑

自分の頭の硬さを痛感しました。

 

他にもほぼ毎回聞かれることは、

・今まで営業職だったけど、なぜエンジニアとして働きたいのですか?

・働く上で大切にしていることは何ですか?

・他の人からどのような性格だと言われますか?

です。

 

イレギュラーとして、

・10億円あればあなたはどのように生活しますか?

 

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と聞かれましたが、それは別の記事を参考にしてください。

 

4.商材を導入するメリットとデメリットを伝える(長所と短所)

 

少し長くなりますが、あなたが転職することでどのくらいお金が動くか想像したことはありますか?

 

2022年現在、あなたが営業職で年収450万円で内定が出た場合、150万円を転職エージェントに支払います。

企業側はあなたを採用するために、1年で600万円+社会保険や厚生年金、その他福利厚生費を支払いますので、人を採用することは企業にとってもリスクになります。

(あなたが嘘をついて有能なふりをして入社できても簡単にクビにできませんからね)

また、あなたがエンジニア職として450万円で内定が出た場合、300万円を転職エージェントに支払います。

企業側はあなたを採用するために、1年で750万円+社会保険や厚生年金、その他福利厚生費を支払うことになります。

 

あなたは面接対策をしっかりして面接に挑んでいますが、その裏ではこれくらいのお金が動くことになります。

 

要するに、あなたにそれくらいのお金を払う価値がある人材かどうかを面接で確認しているわけです。

しかし面接官は完璧な人間を求めている訳ではないため、あなたの長所と短所を面接で確認する必要性が出てくるわけです。

 

長所

可能であればあなたの長所を、数字で表現できる経験があれば尚いいですね。

売上、契約数、社内順位などです。

 

短所

短所を直接伝えません。ここではあなたが普段仕事中に苦手なところと失敗談を伝えます。それに対してどのように改善しようと取り組んでいるかを答えることで、面接官は、あなたが自己分析をしっかりできていることが伝わります。

 

 

5.導入する場合、納期や金額についてどう考えているか尋ねる(逆質問)

 

逆質問は、最後にあなたが企業へ意欲を示す最後のチャンス!と言うのが、一般的な意見となっていますが、ここでは別の視点から考えましょう。

 

逆質問は、「明日からその企業で働くと考えた場合、どのようなことで困ると思いますか?」と考えることで、逆質問が少なくとも3つはでてくるでしょう。

 

例えば以下のような困りごとが出てくるでしょう

・残業時間どれくらいかな?

・研修はあるのかな?

・仕事内容はどんな内容かな?

 

上記の質問を直接尋ねると、面接官はあなたの面接の準備不足と捉えられるかもしませんので、少し言葉を変えて質問してみましょう。

 

残業時間

産業時間は短いにこしたことないので、以下のように質問するのはいかがでしょうか?

 

仕事が終わった後も、資格の勉強など自己研鑽の時間に使いたいと考えていますが、概ね皆さん何時頃退社されておられますでしょうか?

 

このように質問することで、転職後も自己研鑽をし続けるというアピールをしつつ、残業時間も尋ねることができます。

 

攻めた質問をする場合は、

妻も共働きのため育児の兼ね合いから、なるべく残業時間は1日1時間程度だとありがたいのですが、実際残業時間はどれくらいでしょうか?

 

このように質問すると、残業時間が長ければ御社には就職しません。という強気なメッセージとして伝わりますので、このような尋ね方は企業を選ぶので気を付けてください笑

 

研修の有無

特に実務未経験の場合、研修があると安心して就業できますよね。

しかし直接質問すると、研修が無ければ入社しないということですか?とネガティブに捉えられかねません。

 

ご縁があった場合、実務未経験で就業することになりますが、入社までにどのような勉強をするとよろしいでしょうか?また、中途入社の方はどのようにして仕事を覚えていくのか教えてもらえますと幸いです。

 

このように質問することで、研修が無かったとしても就職後は頑張りたいとアピールできますし、今まで中途入社の方がOJTや研修があったのか、或いは無かったのかが分かるでしょう。

 

仕事内容

実際に自分がイメージしている仕事内容とギャップがある場合、早期退職の可能性につながりますので、しっかり確認しましょう。

 

もしご縁があった場合、私は〜〜の仕事で〜〜のようなことをするとイメージしておりますが、実際はどのような仕事を期待されていますでしょうか?

 

このように聞くことで、自分の中で仮説を常に持って質問していることが伝わり、実際に企業側があなたに求めていることがクリアになります。

 

逆質問は、ただあなたが知りたいことを聞くだけではなく、

・しっかりと自分のアピールをしつつ

・入社後の自分をイメージしつつ

・本当にその企業に自分は入社したいのか

を考えるためにとても大切な時間となります。

 

間違っても逆質問の時に、「いえ、特にございません」と言うのだけは辞めてください。即落ちます。(私の経験談

 

 

6.では、またお返事お待ちしてます!(面接お疲れ様でした!)

ここまで長文お疲れ様でした。

あとは企業からの返事を待つのみとなります。

 

面接後に考えることは、今日話した面接官の態度や会話の中から滲み出てくる、その会社独特の雰囲気を感じることができたと思いますので、本当にそこで就職したいかどうか考えましょう。

 

私は面接が終わるたびに妻に感想を伝えていました。

今はオンラインで面接することも増えているので、妻も隣で聞いていることがありましたので、今の面接どう思った?と聞いていました。

そうすると、こんなふうに妻は感じているみたいです。(一部抜粋)

 

・陽気なおじさんで楽しそうな会社やね

・なんか、この営業担当急いで採用しようとしすぎてて、ブラック臭漂うねんけど。。。

・意識高そうな会社やけど、ついていけそう?

・やりがい搾取が見え見えな会社やからやめとき

 

 

そうやって、自分以外の誰かから客観的な意見をもらうことで、本当に自分もそこだったら働きたい会社なのかを選ぶ権利があります。

どうしても転職の面接となると、向こうがあなたを見定めているように感じますが、あなたも企業を見定めていることを忘れないでください。

そんな会社こちらから願い下げです。っていう会社を私自身何社も面接辞退してきました。無職にも関わらずです。

 

もし誰にも相談できないのであれば、転職エージェントにあなたの本音を伝えましょう。

それができないのであれば、SNSで匿名で発信しましょう。

 

どのような方法でも構いません。あなたのやりやすい方法で、あなたの意見を言語化することをお勧めします。

 

最後に

ここまで前編に続き長文お疲れ様でした。

 

転職の面接は、あなたという商材をいかにPRする場であるかが伝わりましたら幸いです。

とはいえ、そんな他人に自分を売り込めるほど特筆した何かは無いよ。と考えるそこのあなた。

そんなふうに自分で自分の価値を下げようとしないでください。

あなたがあなた自身の価値に気づいていないだけなので、今すぐ転職エージェントや、あなたのキャリアを聞いてくれる人に相談してください。

必ずあなたの強みが見つかります。

20代で4社目に転職が決まった私が言うのですから、間違いありません!笑

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

「面接」ではなく「商談」にしよう! ー前半ー

転職が成功するかどうかは、「面接」がキーポイントになります。

 

営業職の方は、「商談」として考えて、自分といつ商品がどのようにアピールすれば商談成立するかと考えると、簡単にイメージが湧くかもしれません。

そこで今回は、一般的な商談の流れと面接の流れを被せて解説していきますので、面接の場を商談に変えていきましょう!

 

 

商談の流れ

 

例えば、受付の方経由で決済者とアポイントが取れており、事前に商材のパンフレットを渡していると仮定しましょう。

面接の流れと被せるため、無理やり以下のような形にしています🙇‍♂️

 

  1. 挨拶と世間話
  2. 商材の紹介
  3. 相手からの商材についての質疑応答や反論
  4. 商材を導入するメリットとデメリットを伝える(〜は改善するかもしれないが、〜については他社の方が優れている…等)
  5. 導入する場合、納期や金額についてどう考えているか尋ねる
  6. では、またお返事お待ちしてます!

 

 

受付でのアポ取得とパンフレットのお渡し(履歴書と職務経歴書)

 

受付でアポを取り資料を渡すことは、面接のアポと履歴書・職務経歴書を渡すことを表します。

 

企業のパンフレットはとても作り込まれていて、誰が見ても分かりやすいよう工夫されています。

 

転職活動において履歴書と職務経歴書は、自分という商品を売り込むツールであるため、書類選考で落ちまくる場合は、今一度時間をかけて見直しましょう!

 

特に職務経歴書は、今までの仕事内容と仕事への取り組み方や考え方が表れる場ですので、自分のアピールポイントを簡潔にまとめましょう。

 

書類作成でお困りでしたら、転職エージェントがプロ目線で無料でサポートしてくれます。

しかし転職エージェントはあなたの担任の先生ではありませんので、まず自分なりに考えて書類を作成した上で添削してもらい、こんなことを表現したいけどどのように文字で表現したいか分からないなどを伝えると、親切に教えてくれます。

 

 

商談スタート!

1.挨拶と世間話(自己紹介)

1分前後で自己紹介できるよう準備しましょう。

 

内容は一般的になりますが、

 

初めまして!

 

・名前

・今までどんな思いや考えがあって仕事に取り組んで、何年〜業界で働きました

・職場の同僚関係について、先輩や後輩から〜について頼られる存在でしたなどを伝える

・今は〜という思いを持って転職活動をしています

 

本日はよろしくお願いします。

 

の流れで問題無いでしょう。

 

2.商材の紹介(転職理由と志望動機)

ここでは自分という商材がどんな考えを持って転職活動をしていて、将来どんなことに挑戦したいかを伝える場です。

一般的に面接では、「今回転職しようと思われた理由を教えてください」や、「今回当社を志望した理由を教えてください」が当てはまります。

 

転職理由

あなたが今まで転職活動をしていて、これからも転職活動をするわけですから、あなたが前職や現職に対して何かしらの不満を持っていることは、面接官も分かっています。

 

そしてあなたが過去にも転職していて今回も転職をするのでしたら、ここは多少長くなっても、今までの転職の経緯をしっかりとお話ししましょう。

もし「長くなるから」や「短期離職もあるし・・・」などネガティブなことを考えるかもしれませんが、もしあなたが過去の転職についての事実を伝えないと、面接官は勝手にあなたの過去を想像してしまいます。しかも悪い方向に・・・です。

 

あなたが過去に短期離職をしたことも、複数業界を変えた転職も、履歴書を見ればわかることです。しかしそのことを承知で企業側はあなたと面接したいと考えていることを思い起こしてください。

 

もしあなたがこのタイミングで、今まで短期離職した経緯や、業界を変えて仕事をした経緯、今までと違う業界で仕事をしたい理由を伝えないと、もう2度とあなたにとってある意味弁解の余地が無くなると考えてください。

恐らく面接の時間で聞かれる転職理由と志望動機は、早くも終盤戦到来の合図です笑

 

少し時間が長くなると前置きをしてから、自分の至らなかった点、どうしようもなかった理由、今回は今までの転職の経緯から自分にはこの職種が合っていると思う理由を、長すぎずでも丁寧に伝えましょう。

そうしなければ、面接官はあなたの転職経験について、あなたの努力不足や人格面での問題点を、それはそれは想像豊かに勝手に妄想して、目の前にいるあなたと違うあなたを作り上げてしまいます。

 

短期離職の経験や今回の転職で業界を変える場合は、私の転職理由を一部抜粋して掲載しますので、ご参考にしてください。

(医療機器の営業職からITエンジニアへのキャリアチェンジの場合)

 

・1社目(在籍期間2年)

人の役に立ちたいと考え、生活に直結する医療機器の営業職に興味を持ち就職しました。今後営業職としてもっと成長したいと考え、いろんな商材を扱いたいことと、年収をあげたかったので転職しました。

・2社目(在籍期間4ヶ月)

仕事へのやりがいは感じていましたが、私の努力不足が大きく、今までの営業経験が全く通用しなかった。

私が入社するまでに、前任の営業が辞めていたことから、引き継ぎも無い状態での仕事をしていたところ、1社目の友人からヘッドハンティングしてもらった。

短期離職につい社長ともそのことについて話し合ったが、社長は私のヘッドハンティングを快く受け入れてくれて、新しい挑戦するために転職することを決意しました。

・3社目(在籍期間11ヶ月)

1社目での仕事が評価されてヘッドハンティングをされた上に、1社目で扱っていた商材よりも多い商材を扱うことができたため、仕事へのやりがいは感じておりました。

しかし新型コロナの影響もあり、残業時間が月に60時間程と休日出勤や夜間の呼び出しもあったことから、仕事を通して人の役に立ちたいという気持ちは変わりませんでしたが、睡眠時間を削りながら営業で車を運転していて何回か居眠り運転をして危ないと感じることもありました。

このままでは家族のために安心して仕事ができないと考え、1日に多くのお客さんと仕事をするのではなく、中長期的に時間をかけてクライアントと仕事をする方が私には合っていると考え、将来的にリモート案件にも携われるITエンジニアに興味を持ち、プログラミングスクールに通いました。

 

いかがでしょうか?

ざっくりではありますが、各社ごとに

・就職したきっかけ

・業務への姿勢

・転職のきっかけ

が記載されているのが分かるでしょうか?

 

先ほども記載した通り、転職理由は必ずネガティブな要素が含まれますが、そこをいかに「他責」ではなく「自責」として話せるかはテクニック的に大切です。

 

 

最後に

さて、文字数も多くなってきましたので、ここら辺で前半戦終了とさせていただきます。

後半戦では残りの4ステップについて記載していきますので、楽しみにしていてください。

それでは次回の記事でお会いしましょう!

 

人を育てることの重要性 ー蘭とたんぽぽ、最先端遺伝学から学ぶー

皆さんこんにちは。

もうすぐ生後6ヶ月にはる娘を膝に乗せながらこの記事を書いています。

 

育児を始めると、自分の思い通りにならないことが増えて、ついイライラしてしまう自分に反省する日々を送っていますが、今日はまだ独身時代のある女性との短い会話から始めましょう。

 

本記事の内容は、部下や後輩を育てる立場にある人だけではなく、父親や母親として育児をされている方にもぜひ読んでもらいたい内容ですので、長文になりますがお付き合いよろしくお願いいたします。

 

 

ある女性との会話

 

私「将来どんな人と結婚したい?」

 

友「ん〜、良い遺伝子を持ってる人かな〜?」

 

私「お、おう…。見つかるといいな笑」

 

?????

 

良い遺伝子とは一体なんぞや!?

当時大学生だった私には、看護師であった彼女が言った意味にピンと来ませんでしたが、ある本を読んで彼女がどういう意味で発言したのか、また私は本を読んで自分はどうしたいかを考えるようになりましたので紹介します。

 

その本は、「残酷すぎる成功法則」です。

残酷すぎる成功法則 文庫版 | エリック・バーカー, 橘 玲, 竹中 てる実 |本 | 通販 | Amazon

 

その中にある、蘭とタンポポと「有望な怪物」という章から引用します。

※(本記事では「有望な怪物」については割愛して引用します)

 

それでは、頑張って短くまとめましたので(それでも文字数多い)読み進めて、人を育てることについて考えてみてください。

 

 

蘭とタンポポと「有望な怪物」 

ここでちょっと、蘭とタンポポと「有望な怪物」の話をしよう(そんな話はちっとも珍しくないと思うかもしれないが、しばしおつき合いいただきたい)。  

スウェーデンでは古くから、「大半の子どもはタンポポだが、少数の子は蘭である」と言い伝えられてきた。タンポポはたくましい。それほど綺麗な花ではないが、どんな環境でもよく繁殖するので、わざわざ手間暇かけて育てようとする者はいない。一方、蘭はきちんと管理してやらなければ枯れてしまうが、丁寧に世話をすればそれは見事な花が咲く。  よくできたたとえ話だと思っただろうか? 

 

でもそれだけではなく、この言い伝えを最先端遺伝学から検証してみよう。  

 

ニュースでよく聞くのは、遺伝子が原因でああなる、こうなるという話だ。それで私たちはすぐに、「良い遺伝子」「悪い遺伝子」とレッテルを貼る。・・・悪い遺伝子を持つ者が何か問題に遭遇すると、うつ病や不安神経症などの精神疾患を発症しやすいという。だが一つ問題がある。この説が間違っている可能性がじょじょに強まってきたのだ。  

遺伝学の最近研究では、「良い遺伝子」対「悪い遺伝子」というモデルが覆され、・・・問題があるとされる遺伝子が、状況さえ異なれば素晴らしい遺伝子になりうるという考え方だ。一本のナイフで人も刺せれば、家族の食事も作れる。それと同じで、遺伝子の良し悪しも状況次第で変わるという考え方だ。  

 

もっと具体的に話そう。たとえば大多数の人は、正常なドーパミン受容体遺伝子DRD4を持つが、一部の人は突然変異種のDRD4‐7Rを持つ。これは、ADHDアルコール依存症、暴力性と関連がある悪い遺伝子とされている。  

 

しかし、社会心理学の研究者のアリエル・クナフォが子どもを対象に行った実験では、別の可能性が示された。クナフォは、どちらの遺伝子の子どもが、自分から進んでほかの子とキャンディを分け合うかを調査した。通常三歳児は、必要に迫られなければお菓子を諦めたりしない。ところが、キャンディを分け与える傾向がより強かったのは、なんと7R遺伝子を持つ子たちだったのだ。 

「悪い遺伝子」を持つ子どもたちは、頼まれもしないのに、なぜほかの子にキャンディをあげたいと思ったのだろうか?  

 

なぜなら7Rは、「悪い遺伝子」ではないからだ。

 

ナイフと同様に、7Rの良し悪しは状況次第で決まる。7Rを持つ子が虐待や育児放棄など、過酷な環境で育つとアルコール依存症やいじめっ子になる。しかし良い環境で育った7R遺伝子の子たちは、通常のDRD4遺伝子を持つ子たち以上に親切になる。つまり同一の遺伝子が、状況次第でその特性を変えるというわけだ。  

 

行動に関連するほかの遺伝子の多くにも同様の結果が見られた。ある種のCHRM2遺伝子を持つ十代の子が、粗悪な環境で育つと非行に走りやすい。同じ遺伝子を持つ十代でも、良い環境で育てばトップになる。5‐HTTLPRという変異体遺伝子を持つ子が支配的な親に育てられるとズルをしやすいが、優しい親に育てられると規則に従順な子になる。記号だらけのミクロレベルの話はこれくらいにしよう。

 

大半の人はタンポポだ。どんな状況に置かれても、だいたい正常に開花する。しかし一部の人は蘭で、悪い結果のみならず、すべてのことに対して繊細で傷つきやすい遺伝子を持つ。タンポポが生えているような道端では花を咲かせられない。しかし温室で手入れが行き届けば、タンポポなど足元にも及ばないほど美しい花を咲かせる。

 

劣悪な環境で育てば、蘭の子どもたちはうつ病患者や薬物中毒者、あるいは犯罪者になるかもしれない。だが適正な環境で育てられれば、最も創造性に富んだ、「幸せな成功者になる」のだ。

 

 

日本における「教育の問題点」

上記の内容を読んであなたは何を感じましたか?

私の友人である看護師が、「良い遺伝子」を持つ男性と結婚したいという意味もなんとなく分かりました。

 

友人曰く、親がADHDなどの発達障害を持っている場合、子供も発達障害を発症する可能性が高いからだそうです。そのため、日本ではADHDの診断がされていないだけで、潜在的ADHDの人はいるし、今後増えるだろうと考えていました。

 

しかし、引用文からわかる通り、ADHDの子供は、愛情を込めて忍耐強く寛容に接して育児をすることで、他の子ができないような優しさを他人に示すことができることが分かりました。

 

ところで日本では、「他の人と違う」ことは「悪」であると教え込まれた人も多いのでは無いでしょうか?

 

まさしく、「出る杭は打たれる」です。

 

そのため日本全体において、個性を伸ばし尊重することが他の先進国と比べても遅いことが指摘されている原因で、昔よりは個性が認められる時代になったとはいえ、そんな日本で生き辛さを感じている人もまだまだ多いのではないでしょうか。

 

 

あなたはどうですか?

それではあなた自身はどうでしょうか?

あなたが教育者であるならば、自分が育てている人を勝手に「たんぽぽ」だと決めつけていませんか?

あなたが教育を受ける立場なら、自分はたんぽぽのように扱ってほしいのか、蘭のように扱ってほしいのかどちらでしょうか?

 

引用文でも指摘されている通り、蘭はたんぽぽと同じ環境では綺麗な花を咲かせることはできません。

 

その代わり、咲くまでは時間もお金もかかるかもしれませんが、丹精込めて蘭を育てるように子供や部下を育てようとするならば、あなたが育てた人は、他の人が成し遂げないことをするでしょうし、その人自身がとても生きやすい環境を提供できるでしょう。

 

たんぽぽのような人材はどこでも手に入れることができますが、蘭のような人材は市場において非常に価値が高い存在です。

 

ましてや、蘭のような人材は、この生き辛い日本で生活してきましたので、あなたの会社がそのような方を受け入れて、彼らが働きやすい環境を整え、定期的に悩みを聞くことができれば、そのような居心地の良い会社から転職することは考えにくいでしょう。

 

人材不足を解消する簡単な方法は、人材育成をすることでしか解消できないからです。

 

全員をたんぽぽのように扱う昭和の考え方が令和現在まだ残っていることを非常に残念に思いますし、あなたが本当は「蘭」のように育てられたなら輝くことができたかもしれない方もおられるに違いありません。

 

この記事を読まれた方は、これからどのように人に接するかを選ぶことができます。

 

・教育者の場合

もし蘭のような人材をたんぽぽのように扱っていたなら、今から変えることができます。大きな変化である必要はありません。

ただ、彼らのことを気にかけて、悩みを聞き、どこをどうすればもっと働きやすくなるのかを知ろうとすることです。

 

そのような会話をするだけです。

 

そのような小さな簡単なことされできない教育者であるなら、人を傷つけるだけですので、その責任から離れる方が良いでしょう。

 

・教育を受けている場合

もしあなたが既に社会にでていて、かつ蘭のような人材で、大切に育てられれば本領を発揮できると感じているのでしたら、今の場所でそれが叶わない場合、環境を変えることを検討しても良いかもしれません。

 

今は恵まれてお金を払えば懇切丁寧に教えてくれるサービスは沢山ありますし、金銭面で難しいのであれば、ハローワークから職業訓練校に行くことも一つの選択肢です。

 

 

最後に

以前別の記事で、「自責」と「他責」についての記事を書きましたが、遺伝子レベルで「自責思考」だけではどうにもならない人が一定数いるということは、記憶に留めておかなくてはなりません。

 

changeyourjob.hatenablog.com

 

 

どうか、親や上司も含めた全ての教育者が、今後子供や部下に対してどのように接するのかを考える機会となれば幸いです。

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

転職を考えた時にまず考えること ー「自責」と「他責」ー

前回は天職を探すことについての記事を書きましたが、今回は複合的な理由で転職をしようかどうか迷っている人向けの記事となります。

 

 

「自責」と「他責」

全ての物事には「自責」と「他責」が存在します。

一般的に全ての物事を「自責」で考えることができる人が、良い模範的な社員と捉えられて、「他責」で考える人は無能で社会から必要とされないかのような風潮があります。

 

ここでポイントとなるのは、自分でコントロールできる部分と、コントロールできない部分があるということです。

 

私の場合、前職の給料はどれだけ売上を上げて成績を残したとしても、昇給は年1回で月1000円上がるだけです。

年間12000円の昇給ということは、10年働いてやっと12万円昇給します。

公務員でも月数千円の昇給で、業界によっては月数万円昇給するのに、月1000円の昇給って。。。

 

残業がつき60時間あって残業代が出ない上に、給料が上がらない会社に就職してしまった自分が悪い

→よし、転職しよう!

 

という流れがありました。

 

ここで自分のコントロールできる部分は、職場に残るか、他の会社に転職(独立)するかどうかです。

自分のコントロールできない部分は、給料面と仕事量です。

 

私自身のこれまでの転職経験の反省点も踏まえまして、あなた自身も転職を考えるにあたって今一度考えてほしいチェックリストを下記に記載しましたので、自分の本音がどこにあるかを考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

チェックリスト

 

それではいきましょう

 

・仕事は楽しいですか?楽しい場合、どこに楽しみを見出していますか?楽しくない場合、どこに不満がありますか?

 

・あなたの業界は今後も成長する見込みがありますか?あなたが定年まで働くことができそうでしょうか?

 

・上司との関係は良好ですか?悪いですか?

悪い場合、改善するためにあなたができることはありますか?(もう少し積極的な報連相を行うなど)

或いは絶望的に修復不可能でしょうか?

 

・社内の人間関係は良好ですか?悪いですか?

悪い場合、我慢できるレベルですか?或いは改善できる余地はありますか?

 

・残業時間や給料のバランスに満足していますか?不満がありますか?

不満がある場合、残業時間と希望給料の理想はどれくらいですか?

 

 

最後に

いかがでしたか?

 

自分がコントロールできる範囲内で改善の余地があるのでしたら、無理に転職をせずに今の場所で活躍することを検討した方が良いでしょう。

なぜなら、あなた自身に改善の余地がある場合、転職して環境を変えたとしても同じ問題がつきまとうからです。

そうすると結局転職を再度考えることになってしまうでしょう。(私の経験談です)

 

しかし、自分がコントロールできない範囲で、会社も改善しようとせず、あなたも許容できないレベルなのでしたら、転職をして環境を変えることでしかあなたの望みは叶いません。(こちらも私の経験談です)

 

あなたは既によく頑張っています。

転職を考えるに当たって、環境の変化や一時的な収入減など、不安要素が沢山ある中で、仕事だけではなく新しい仕事についても考えるあなたを、心から応援しています。

 

私も第一子が生まれた時に休職していて退職予定であったため、あなたの転職に対する不安は分かるつもりです。

どうかあなたの転職活動が、自分に向き合う良い期間となり、あなたが輝ける職場で働けるよう心から願います。

 

それでは次回の記事でお会いしましょう!

 

 

 

転職を考えるあなたが考えるべきたった1つの質問(天職を探す編)

この記事を書いているのが2022年12月ですので、このブログを読んでいる方は来年こそは転職したい!と考えているかもしれませんね(知らんけど笑)。

 

今回の記事は、なんとなく転職したいけど今の仕事のままでいいのか迷っている方向けになります。

 

ぜひ参考にしてください。

 

 

はじめに

あなたは仕事をする中でこのようなことを考えたことはありませんか?

 

・仕事をするのは苦では無いけど、どこか悶々とした毎日を過ごしているな〜

・実は自分には他に適した職(天職)があるのではないか?

 

私達は仕事をするために生きているのではなく、何かしらの人生の目的や楽しみを達成する手段として仕事をしています。

 

この下に書いてあるたった1つの質問は、実際に私が転職エージェントから尋ねられた質問で、最初この質問を尋ねられた時に、今してる仕事と本当にやりたい仕事に大きなギャップがあり、今の仕事ではそれが叶わないことが分かりました。

 

この記事にたどり着いたということは、皆さんも今のまま仕事をしていいのかを迷っていると思いますので、欲望全開にして自分に正直になって考えてみてください。

 

しかし、以下の質問に当てはまる方は転職ではなく、うつや適応障害などの可能性があるため、休職を検討してもいいかもしれません。

・朝起きるのが辛い

・ふとした瞬間に涙が出てくる

・今まで楽しかった趣味が楽しめなくなった

・性欲が無くなった

などです。

上記に当てはまる方は今すぐうつ病診断をするか、心療内科を受診して休職することも視野に入れてもいいかもしれません。

 

たった1つの質問

それでは欲望全開にして、想像力豊かに、自分に正直になり、以下の質問を考えて下さい。

 

「あなたは100億円あれば、どのように生きますか?」

 

多くのサラリーマンにとって、生涯賃金は2億円前後です。

その50倍である100億円があれば、本当はやりたかったことを思い出すかもしれません。

 

・豪邸やタワマン等の住居を購入

・高級料理を堪能する

・趣味に没頭する

・海外に移住する

・高級車を複数台購入する

 

これらは私がしたいことですけど笑

 

 

100億円あれば、仕事をしなくてもよっぽどのことがない限りお金に困ることはないでしょう。

 

しかしそんな遊ぶことや仕事が無い日々に飽きる日が来て、毎日ではなくとも仕事をしたい日がくるかもしれません。

 

その時、あなたはどんな仕事をしたいですか?

 

そのようなお金に困らない状態でしたい仕事こそ、あなたが本当にしたい仕事です。

 

 

私の場合

私は定期的にこの質問を考えているので、参考までに私の考えていることを見てください。

 

Q.100億円あれば?

ー生活面

・庭にバスケットボールがあり、ホームシアターのある一軒家に住みたい

・外車に乗りたい

・のんびり過ごしたい

 

ー仕事面

・投資家になりたい

理由:自分は世のため人のためになるアイデアを創出できないが、アイデアがあってもお金が無いスタートアップの起業家に頑張ってもらいたいため

 

・飲食店で週数日働きたい

理由:今まで複数飲食店でバイトをしてきて料理が趣味になったことから、他の飲食店で働いてみたいため

しかし、毎日働きたいわけではない笑

 

要するに私がしたいことは「会社から独立をする」ことだということが分かりました。

 

そのため、今回の転職で医療機器の営業職からITエンジニアにキャリアチェンジをし、数年間資格の勉強をして現場の下積みを経てから、妻と合同会社を設立し資産を増やしていくことを目指すことにしました。

 

ちなみに20年以内に妻とノンアルコール専門店を開きたいね。と話しています。(夫婦でお酒飲めないため)

 

 

終わりに

今回のブログはいかがでしたか?

想像力豊かに100億円あれば自分は何をしたいか考えることはできましたか?

100人いれば100人違うことを考えることでしょう。

正社員として社会人人生を終えることも正解ですし、私のように独立という大海に漕ぎ出すことを目指すこともまた正解です。

 

大切なことは、あなたが決意を貫く意志を持つことで、どのような選択をしても正解になるということです。

 

私もそうですが意識して時間を作らないと、自分の可能性をどんどん狭める方向でになってしまいますし、目標を持つことは誰にでも与えられた特権です。

 

あなたがこれからの仕事について考えるきっかけになれば幸いです。

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!