「面接」ではなく「商談」にしよう!ー後編ー

さて、今日は前回の続きとなります。

 

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それでは商談の3つ目からいきましょう!

 

 

3.相手からの商材についての質疑応答や反論(幅広い質問のため、ある程度対策が必要)

 

私は今回の転職でITエンジニアへと転職しましたが、最近増えている質問は

・(大卒の場合、)なぜその大学と学部に進学しましたか?

です。

 

私は経済学部卒ですが、大学行った理由なんか、高卒で仕事をしたくなかったから。や、自分の学力で入学できるのがそこだった。くらいしか私には出てこなかったのですが、私がとても信頼してるあるキャリアサポートの方と面接対策をして、

 

「高校卒業時点で、将来どのような仕事をするか想像していませんでした。しかし、どのような企業に就職するにしても、社会人として必ず経済的観点は必ず必要なことだと考えていたため、経済学部に進学することにしました。」

 

と言うと良いよ。

と教わりました笑

 

本当に言い方ひとつで伝わり方が変わりますね笑

自分の頭の硬さを痛感しました。

 

他にもほぼ毎回聞かれることは、

・今まで営業職だったけど、なぜエンジニアとして働きたいのですか?

・働く上で大切にしていることは何ですか?

・他の人からどのような性格だと言われますか?

です。

 

イレギュラーとして、

・10億円あればあなたはどのように生活しますか?

 

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と聞かれましたが、それは別の記事を参考にしてください。

 

4.商材を導入するメリットとデメリットを伝える(長所と短所)

 

少し長くなりますが、あなたが転職することでどのくらいお金が動くか想像したことはありますか?

 

2022年現在、あなたが営業職で年収450万円で内定が出た場合、150万円を転職エージェントに支払います。

企業側はあなたを採用するために、1年で600万円+社会保険や厚生年金、その他福利厚生費を支払いますので、人を採用することは企業にとってもリスクになります。

(あなたが嘘をついて有能なふりをして入社できても簡単にクビにできませんからね)

また、あなたがエンジニア職として450万円で内定が出た場合、300万円を転職エージェントに支払います。

企業側はあなたを採用するために、1年で750万円+社会保険や厚生年金、その他福利厚生費を支払うことになります。

 

あなたは面接対策をしっかりして面接に挑んでいますが、その裏ではこれくらいのお金が動くことになります。

 

要するに、あなたにそれくらいのお金を払う価値がある人材かどうかを面接で確認しているわけです。

しかし面接官は完璧な人間を求めている訳ではないため、あなたの長所と短所を面接で確認する必要性が出てくるわけです。

 

長所

可能であればあなたの長所を、数字で表現できる経験があれば尚いいですね。

売上、契約数、社内順位などです。

 

短所

短所を直接伝えません。ここではあなたが普段仕事中に苦手なところと失敗談を伝えます。それに対してどのように改善しようと取り組んでいるかを答えることで、面接官は、あなたが自己分析をしっかりできていることが伝わります。

 

 

5.導入する場合、納期や金額についてどう考えているか尋ねる(逆質問)

 

逆質問は、最後にあなたが企業へ意欲を示す最後のチャンス!と言うのが、一般的な意見となっていますが、ここでは別の視点から考えましょう。

 

逆質問は、「明日からその企業で働くと考えた場合、どのようなことで困ると思いますか?」と考えることで、逆質問が少なくとも3つはでてくるでしょう。

 

例えば以下のような困りごとが出てくるでしょう

・残業時間どれくらいかな?

・研修はあるのかな?

・仕事内容はどんな内容かな?

 

上記の質問を直接尋ねると、面接官はあなたの面接の準備不足と捉えられるかもしませんので、少し言葉を変えて質問してみましょう。

 

残業時間

産業時間は短いにこしたことないので、以下のように質問するのはいかがでしょうか?

 

仕事が終わった後も、資格の勉強など自己研鑽の時間に使いたいと考えていますが、概ね皆さん何時頃退社されておられますでしょうか?

 

このように質問することで、転職後も自己研鑽をし続けるというアピールをしつつ、残業時間も尋ねることができます。

 

攻めた質問をする場合は、

妻も共働きのため育児の兼ね合いから、なるべく残業時間は1日1時間程度だとありがたいのですが、実際残業時間はどれくらいでしょうか?

 

このように質問すると、残業時間が長ければ御社には就職しません。という強気なメッセージとして伝わりますので、このような尋ね方は企業を選ぶので気を付けてください笑

 

研修の有無

特に実務未経験の場合、研修があると安心して就業できますよね。

しかし直接質問すると、研修が無ければ入社しないということですか?とネガティブに捉えられかねません。

 

ご縁があった場合、実務未経験で就業することになりますが、入社までにどのような勉強をするとよろしいでしょうか?また、中途入社の方はどのようにして仕事を覚えていくのか教えてもらえますと幸いです。

 

このように質問することで、研修が無かったとしても就職後は頑張りたいとアピールできますし、今まで中途入社の方がOJTや研修があったのか、或いは無かったのかが分かるでしょう。

 

仕事内容

実際に自分がイメージしている仕事内容とギャップがある場合、早期退職の可能性につながりますので、しっかり確認しましょう。

 

もしご縁があった場合、私は〜〜の仕事で〜〜のようなことをするとイメージしておりますが、実際はどのような仕事を期待されていますでしょうか?

 

このように聞くことで、自分の中で仮説を常に持って質問していることが伝わり、実際に企業側があなたに求めていることがクリアになります。

 

逆質問は、ただあなたが知りたいことを聞くだけではなく、

・しっかりと自分のアピールをしつつ

・入社後の自分をイメージしつつ

・本当にその企業に自分は入社したいのか

を考えるためにとても大切な時間となります。

 

間違っても逆質問の時に、「いえ、特にございません」と言うのだけは辞めてください。即落ちます。(私の経験談

 

 

6.では、またお返事お待ちしてます!(面接お疲れ様でした!)

ここまで長文お疲れ様でした。

あとは企業からの返事を待つのみとなります。

 

面接後に考えることは、今日話した面接官の態度や会話の中から滲み出てくる、その会社独特の雰囲気を感じることができたと思いますので、本当にそこで就職したいかどうか考えましょう。

 

私は面接が終わるたびに妻に感想を伝えていました。

今はオンラインで面接することも増えているので、妻も隣で聞いていることがありましたので、今の面接どう思った?と聞いていました。

そうすると、こんなふうに妻は感じているみたいです。(一部抜粋)

 

・陽気なおじさんで楽しそうな会社やね

・なんか、この営業担当急いで採用しようとしすぎてて、ブラック臭漂うねんけど。。。

・意識高そうな会社やけど、ついていけそう?

・やりがい搾取が見え見えな会社やからやめとき

 

 

そうやって、自分以外の誰かから客観的な意見をもらうことで、本当に自分もそこだったら働きたい会社なのかを選ぶ権利があります。

どうしても転職の面接となると、向こうがあなたを見定めているように感じますが、あなたも企業を見定めていることを忘れないでください。

そんな会社こちらから願い下げです。っていう会社を私自身何社も面接辞退してきました。無職にも関わらずです。

 

もし誰にも相談できないのであれば、転職エージェントにあなたの本音を伝えましょう。

それができないのであれば、SNSで匿名で発信しましょう。

 

どのような方法でも構いません。あなたのやりやすい方法で、あなたの意見を言語化することをお勧めします。

 

最後に

ここまで前編に続き長文お疲れ様でした。

 

転職の面接は、あなたという商材をいかにPRする場であるかが伝わりましたら幸いです。

とはいえ、そんな他人に自分を売り込めるほど特筆した何かは無いよ。と考えるそこのあなた。

そんなふうに自分で自分の価値を下げようとしないでください。

あなたがあなた自身の価値に気づいていないだけなので、今すぐ転職エージェントや、あなたのキャリアを聞いてくれる人に相談してください。

必ずあなたの強みが見つかります。

20代で4社目に転職が決まった私が言うのですから、間違いありません!笑

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう!