定額使い放題の営業しか求人はないの?
こんにちは。
元医療機器営業職経験者です。
さてさて、早速ですが営業ってどういうイメージですか?
お客さんに怒られまくる
飲み会が多い
ノルマがきつい
残業多くて大変
土日もお客さんに付き合わされる
電話なりっぱなし
など、ネガティブなイメージが浮かんだあなた!
良くご存じですね!笑
もちろん、営業職以外の仕事が大変じゃないといいたいわけではありませんが、あくまで今回は営業に特化してお話しします。
営業職の仕事とは?
営業職の仕事の定義は会社によって全く異なりますが、ここでは従来型というか、昭和時代の営業スタイルを紹介します。
営業の仕事がしんどいと言われる所以はここにあるのでしょう。
実際私もしんどかったですし。。。
営業職の仕事
・新規開拓
・契約締結までの訪問
・見積書や契約書の作成
・売上を上げるための活動全般(DM作成やフォローアップメール・電話を含む)
・請求書作成
・書類整理
・経費精算
つまり、新しくお客さんを見つけてくるところから、売上を上げるための活動と、それに付随する雑務を全部「営業の仕事」と会社が定義すれば、それは「営業の仕事」になります。
要するに、「仕事をすればするほど仕事が増えるのに、給料が年功序列で上がらない会社のなんと多いことか!」
ということですよ。
はっきりいって、営業の仕事って多いんですよ。
その仕事量は、定時内に終わらせることが可能ですか?
残業前提の仕事って、そもそも社員を大事にする気がありますか?
上記の仕事に加えて、冒頭で触れた飲み会や土日の付き合いなども入るんですよ?
それが好きな人はそれでいいですけど、強制すべきことですか?
もともと仕事が8時間と言うのは、アメリカで過酷な労働を強いられていた人たちが、
・8時間は仕事に
・8時間はプライベートに
・8時間は睡眠に
というものを求めて仕事は8時間になったのですが、
今の日本はなんですか?
固定残業代30時間含む、月給〜〜円。っていう時点で、1日9時間以上働かせることが前提って、そりゃ精神的におかしくなる人が増えますよ!
私の考え方を「仕事はそんなに甘く無いぞ」とご立腹の方もおられるでしょう。
さらに、残業30時間なんか当たり前だあ!昔は平気で月100時間残業もしてたぞ!と思われる方もおられるでしょう。
そんなあなたは、仕事へのストレスを感じていませんか?本当に楽しかったですか?
よく考えてみてください。
結婚して家族がいる場合、朝子供が起きる前に仕事にいき、夜子供が寝てから帰ってくる生活を本当に続けたいですか?
家族なのに、子供から人見知りされているお父さんを知っています。
残業続きの毎日で、あと9時間もすればまたこのデスクに座って仕事をしているのか〜と考える日々に不満はありませんか?
ちなみに、ストレスは認知症と関係があると言われているので、もしあなたが残業を数十時間という生活を何年もしており、それが原因でストレスが増えているのでしたら、将来認知症になって、定年後の長い人生を楽しめずに働くこともできず、ただただジリ貧な日々を過ごすリスクについて、ぜひ想像してください。
それでもあなたは本当に今のままでいいと考えていますか?
今の会社の営業方法について何の疑問も抱きませんか?
私は嫌だったので、今は営業職からITエンジニアに転職したわけですけども、
もし不満が無いのでしたら、あなたに合っている職場ですので、無理に転職をする必要がありません。
しかしあなたがまだ20代や35歳未満でしたら、給料下がることは覚悟の上でも転職をすることで、QOL(生活の質)は間違いなくあがります。
私の経験
上司からこんなことを言われるわけですよ。
・月曜朝の営業会議で、今の売り上げ進捗状況をみんなで発表してもらうから、資料作って報告してね!と金曜日の19時頃連絡が入ります。
・お前、人間として終わってんな!
と、人間終わってる上司から急に罵倒されて、皆んなドン引きしましたね笑
・営業成績について、上司の考えていることを言い当てるまで帰れまテン。が急遽始まる。そして上司の言う通りにするために上司と同行すると、後でお客さんから電話で「君の上司やばいね笑」と電話がくる
・始業時間の30分以上前にくるのは当たり前で、定時過ぎるまで事務所に帰ってくるな!そして1番残業しているやつがえらい!(残業代は1円もでない)
というようなことを、今まで働いたことのある上場企業でしているわけですから、日本の古くから存在する上場企業は、本当に人を人とも思わないような仕事をさせ続けているのが実情です。
あなたはなんのために仕事をするんですか?
お金儲けのためだけでしたら、オレオレ詐欺の電話でもすればいいじゃないですか。
わざわざビジネスをしている理由は、自分の得意分野で「誰かの役に立ちたい」という思いや、「自分のやりたいことをやりたい」からじゃないですか。
なぜ社員を大事にせず平気で使い捨てにしようとするのでしょうか?
ほとほと嫌気がさしてしまいます。
営業職に光が差した!
そして2022年現在、やっと一部のIT企業のおかげで営業職の働き方改革が進んでくることとなるのです。
それが、アメリカ発の営業方法である「The Model(ザ・モデル)」という営業手法です。
簡単に説明すると、
・新規営業部隊
・契約締結までサポート部隊
・契約後の顧客対応部隊
に分けて営業活動を行うことで、日本の従来型の営業である、「新規開拓〜売上管理まで」を1人で行わず、各部隊の仕事の領域が分かれているため、ひとりひとりの負担が減るだけではなく、その仕事に集中すれば良いという点が大きなメリットとなります。
もしあなたが私と似たような定額使い放題の営業職として仕事をしているのでしたら、ザ・モデル型の営業をしている企業を転職することで、あなたの負担は減ることでしょう。
これについてはまた別記事で書きますね!
いやー、私もこんな企業で働きたかったな〜。
でもITエンジニアからITコンサルの道も開けるので、今後エンジニアの経験を活かした営業活動も興味がありますね!
ではまた次回の記事でお会いしましょう!