「人手不足」の実態

はじめに

どうせ働くなら、楽しく高待遇で働きたいですよね?

 

今の時代求人情報は溢れている上に、面接が全てオンライン化したことで、転職活動は簡単に開始できる環境となったこともあり、転職活動を考える若者も増えたことでしょう。

 

 

転職の実態

厚生労働省の調べによると、大卒就職者の入社3年以内の離職率32.0%(令和元年公表)。つまり、大卒就職者のうち約3人に1人は入社3年以内に退職しているということになります

 

 

皆さんはこのことについてどう感じますか?

 

転職は当たり前の時代になったよね!

自己分析足りなかったのかな?

などなど、色んな考えがあるところです。

 

私は、企業による社員の使い捨てであるかのように感じています。

 

人手不足の実態3つの理由

このグラフを見ると、確かに少子高齢化労働人口は減るでしょうが、バブル時代とそんなに変わらないんですよ。

それなのになぜ人手不足ということが起こるのでしょうか?

 

 1.労働環境が良くない

夜勤や24時間体制、残業が多いことなど、今は簡単に情報を集められるようになりました。

私も前職は命に関わる医療機器を扱っていたため、夜間呼び出しがある仕事でしたが、色んな仕事で溢れている昨今、わざわざ不規則な生活になる仕事を選ぶ理由はありませんよね。

私自身やりがいを持って仕事をしておりましたが、体力的に厳しかったこともあり退職しております。

 

 2. 企業と求職者のミスマッチ

これは一定数しょうがないです。

いくら自己分析をして、この企業なら、この業界ならやりがいを持って働ける!と思っても、実際に働いてみると思っていたのと違うこともあります。

違うと思った瞬間、スマホで少し検索すれば大手の転職エージェントや求人媒体が出てくるため、転職エージェントへの相談が簡単になり、自己分析を改めて手伝ってくれます!

無料で転職のプロが自己分析や業界動向を教えてくれるなら、活用しない手はありません。

 

 3. 人材育成に力を入れない

今日はここが1番伝えたいことです。

人手不足と嘆いている企業が1番疎かにしているのは人材育成です。

3人に1人も退職するなんて、何を考えているのか企業に尋ねたいです。

 

人の人生を何だと思っているのですか?と

 

例えば、生命保険の営業は顕著ですよね。

友人や家族を紹介するから最初は売り上げが上がるけど、コネが無くなれば売り上げも伸びず、本人は退職に追いやられてしまう。

企業としては何人か契約確保したからそれはそれで継続的に売上でるから良いよね。という手法です。

 

人材育成に力を入れない企業は口を揃えてこう言います

  • なかなか若手が育たない
  • 業界経験者が欲しい
  • 30代前半の社員がいない

でも冷静に考えて下さい。

若手で経験があり、安い賃金で雇って高い利益を生み出す人は、引くて数多なのでわざわざそんな会社に行きません。

 

特に私の経験からになりますが、ブラック企業の見分け方の一つに、設立30年以上の会社で30代の社員が少ないところは、昭和の価値観を令和に引きずっていて、まともに人材育成に力を入れないため、30代前半の社員がごそっといないです。

 

実態に気付いた社員は手遅れになる前に転職してしまいます。

逆に40代を超えると転職できないため、しょうがなく居座ることしかできず、上層部に古い考え方が定着してしまい、若手は嫌気が刺して転職するという悪循環の完成です。

 

求められる人になる

人手不足とはいえども、企業側が人を育てる気が無いため異業種への転職は早い方が良いと考えられます。そしてあなたが何歳であっても、転職するのは今が1番若いのです。(35歳を超えて資格無しは厳しいかもしれないが。。。)

そのため今から異業種や職種に転職をするのでしたら、以下のことを行うと良いでしょう。

・資格取得をする

・社内で管理職やチームリーダーとして働けるよう努める

職業訓練校や民間のスクールに通う

 

これは私自身の経験でもありますが、職場環境に合わないとか、職種に合っていない。と安易に判断して転職すると、次回の転職先で短期離職してしまいかねません。

あなただけの判断ではなく、必ず外部の方の客観的な意見を取り入れるようにしましょう。

 

まとめ

企業における人手不足の実態は、

都合良く、安く働いてくれて、経験もある、優秀な若者

を求めていることに端を発しています。

 

しかしちゃんと探せば研修もしっかり行なってくれる企業は見つかりますので、転職エージェントも活用しながら企業を探していきましょう!

あなたがより輝ける職場で働けるように願っています。

 

それではまた次回の記事で会いましょう!